2024年6月24日。Meta Quest 3のMR機能（複合現実）を使った体験イベント「MR HOUSE」を取材してきました。
伝統的な一軒の日本家屋（Araiya Tokyo）をまるっと使って、趣味から仕事まで6つのカテゴリーでMRが日常でどんな風に使えるのかを実体験できます。
公式には明言していませんが、これは明らかに28日に日本でも発売開始となるApple Vision Pro（約60万円）を意識した構成でしょう。
では、Meta Quest 3（約7万5000円）でどんなMR体験ができるのでしょうか？
動画でまとめましたのでご覧ください♪
MR HOUSE CONTENTS
実際に体験した順にアプリを見ていきましょう。
バーチャルペット
もっと！ねこあつめ（2023年12月24日ローンチ）
人気の「ねこあつめ」をVR/MR空間で3Dで楽しめるので、ペット禁止の部屋でも猫ちゃんと一緒に過ごせます♪
実際にMRで自分の部屋の中でプレイするもよし、VRで非日常を楽しむのもよいですね。
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日常の記録を臨場感たっぷりに
空間ビデオ／パノラマ視聴
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今や日常だけでなく旅行などの記録も全てスマホで撮影しているという方も多いと思います。
そんなスマホの動画や写真を臨場感たっぷりに記録できるのが、3D映像の「空間ビデオ」や写真の世界に没入できる「パノラマ」です。
今回はかなりVision Proを意識しているので、実際にiPhoneで撮影した素材をそのままMeta Quest 3で再生できるというデモでした。
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Meta Questアプリ経由で素材を転送すれば没入感たっぷりで楽しめるのですが、Vision Proの良いところはAirDropで直ぐに転送できるってところですかね。
▶ Meta Quest v62ソフトウェア・アップデート：空間ビデオの再生、Meta Questブラウザーでのゲームパッドの対応など | Meta Questブログ
▶ Meta Quest v65ソフトウェア・アップデート：パノラマ写真やパススルーに関するアップデート | Meta Questブログ
360度カメラで撮影したコンテンツならその場に居るかのような臨場感につつまれますよ♪
Meta Quest 3 MR HOUSE #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
ホームシアター
Youtube VR (MR)
MR機能で実際にイメージしやすいのはホームシアターでしょう。
自分の部屋の中に大画面が現れるので、高価なスクリーンやプロジェクターなどを用意しなくても手軽にホームシアターを楽しめます。
体感的には画面サイズ「中」で80インチ程度。もう少し広い部屋で「大」に設定したらもっと迫力がありますね！
しかも天井に画面を置くこともできるので、寝転がったままでも大丈夫。
さらに360度や180度などのVR映像観賞もヘッドセットならではの臨場感ですよ！
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もちろんYouTubeの他にも各種ストリーミングサービスも利用できますよ♪
インテリアシミュレーション
Joyverse （2023年12月7日ローンチ）
部屋を模様替えしたい時にもMRは活躍します。実際の部屋の中にバーチャルの家具を置いてみて確認したり、壁紙の色を変えるシミュレーションなど。
大きさや色の相性などをリアルに確認できるので、失敗も減りますよね。
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マルチスクリーンで広々としたPC環境
Immersed
いわゆる空間コンピューティング。
デモでは実際にはノートパソコン1台ですが、目の前には3台のマルチモニター環境が構築されています。
リアルにマルチモニター環境を構築しようと思うとお金も場所も必要ですが、Quest 3が1台あればまるっと解決！
資料を見ながら原稿書きや動画編集ができますし、トラベルモードで飛行機内でも使えます。
クラウドを使ったちょっとした作業だけならパソコンすら不要で、Quest 3単体でもマルチモニターで作業できちゃいますよ♪
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ワークアウト
Les Mills Body Combat (MR)
MRを使って家がジムに早変わり！
出不精の僕ですが、ちょっとした運動は家に居ながらにしてできます。
煩わしいケーブルなども一切ないので、自由に身体を使えるのが良いですね♪
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他にもフィットネス系やリズム系のアプリはたくさんありますよ♪
まとめ
サラッとまとめるつもりが、結構本気な記事になってしまいました。
個人的にはMR環境よりもガッツリVR空間内に居る方が落ち着くのですが、Meta Questで生活が一変したのは間違いないです。
Vision Proはかなり高価ですけど、実際に体験してみるとその精度の高さに驚かされます。数世代進歩して安価になれば多くの方が購入するかも知れません。
ちょっと未来のSFの世界に感じていたようなことが、現時点で身近に体験できるということが少しでも伝わったら嬉しいです♪
（今回のMR体験とはちょっと話題がズレますが、やっぱり空間を超越したメタバースコミュニケーションにも利用して欲しいな😉）
Virtual Tour
当日持っていた360度カメラ「THETA X」で、MR HOUSEの各部屋を簡単に撮影してみました。
以下のリンクから各部屋を移動して体験できますよ♪
d-wackys.secret.jp
