10月10日に「Meta Quest 3」が発売されました!
もちろん買う気満々でいたのですが、Meta Quest 公式アンバサダー(Meta クリエイター)の特典としてMeta Quest 3 128GBモデルを1台提供して頂きました。
とはいえMetaからは宣伝してくれとは言われていないので、忖度なしの率直な感想としてファーストインプレッションをまとめました。
とにかく大きく変わったのがパンケーキレンズとカラーパススルー機能が搭載されたこと。
これによりQuest 2よりもコンパクトになって、複合現実(MR)が強化されました。
起動すると現実世界の上に操作ウィンドウが表示されていてビックリ!
そしてメガネユーザーに朗報♪
スペーサー不要で奥行きを調節できるだけでなく、Quest 2よりも間口が広くなったのでメガネを掛けたまま装着できました。
MR体験
ファーストインプレッションって言うことで、まずはMRアプリを試してみました。
アプリを立ち上げたら部屋のスキャンを開始。
深度センサーで周囲を計測してくれて、部屋の大きさがピッタリと測定できます。
障害物となる家具などは、後から手動で追加することも可能です。
簡単なシューティングゲームなのですが、部屋の天井や壁をぶち破って敵が出現してきます!
パススルー映像はステレオ(3D)なのでヘッドセット内では立体的に見えており、本当にリアルな部屋が異世界に繋がったかのように楽しめます。
とはいってもやっぱり現実世界そのものという感じではなく、少しざらついているのでカメラを通して見ているという感覚はあります。
ハンドドラッキング操作
コントローラーを持たずに自分の手で操作することもできます。
パススルー映像は若干の歪みが発生していますが、スマホの文字を読む程度ならギリギリ大丈夫です。
好きな位置にメニューを置いて指でスワイプやタップをしたり、ブラウザーを起動して各種情報にもアクセスできます。
theta360にアップした360度写真は、表示方法を変えてあげると写真の世界の中に入り込むことも可能です。
まとめ
Quest 2と比較して個人的に嬉しかったのは、メガネを掛けたまま使えること。
そしてもちろん解像度がアップして映像はキレイになっているし、処理性能も向上しているので既存アプリもよりスムーズにプレイできるようになりました。
今後どんどんQuest 3対応のアップデートが入ると思うので楽しみです♪(引き続きレビューしてまいります)
そしてカラーパススルーでのMR体験は、Questシリーズの世界をさらに広げてくれるでしょう。
Apple Vision Proの発表でSpatial Computingがひとつのキーワードとなっていますが、精度の差こそあれど似たような体験はQuest 3でもできてしまいます。
ゲームやメタバースだけでなく、用途がどんどん広がっていく感じですね!
(逆にVision ProはVRゲームやメタバースをどうするつもりなのだろうか?)
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