最近VRでのコミュニケーションにもだいぶ慣れてきて、ずっと苦手意識のあったVRChatにも改めてチャレンジしています。
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そんなタイミングでVR展示会のプレスツアーにお誘い頂きましたので、勉強のつもりで参加してきました。
今回のVR展示会は、JIMTOF2022(第31回日本国際工作機械見本市)の会期に合わせて、VRChatでリアル展示と同じブースを公開するというものです。
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では一体リアルな展示会と何が一緒で、どんなところが違うのでしょうか?
動画にまとめてみました。
VR展示のメリット
実際にプレスツアーに参加してみた感想としては、展示内容の紹介や質疑応答などはリアル展示会とあまり変わらない印象です。家に居ながらにして取材ができちゃう感じですね。
展示会に参加したいけど遠方なので断念…ということもなくなります。移動時間や旅費がかからないのも良いですね。
また空間を自由に使えることもVR展示のメリット。
ドーム型の建物に移動して、超巨大スクリーンによるプレゼンテーションや3DCGアニメーションによる解説、最後に3Dのパーティクルショー。
今回のVR展示会はJIMTOF開催期間中にのみ閲覧できるという話なのですが、デジタルデータなのでアーカイブして置けるというのもメリットですね。
課題
今回の展示はゲーミングPCなど不要でQuest 2単体で参加できますが、まずVRChatの導入とVR内でのコミュニケーションという敷居はあります。まだまだITリテラシーの高いごく一部のユーザーしか体験できないということですね。
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なので今回は展示会(JIMTOF)のメインターゲットである専門家向けと言うよりも、新しい技術や表現に挑戦する広報的な意味合いが目的のようです。
説明員は常駐するそうですが、あくまでも専門知識のある方ではないようですので、リアル展示会で言う営業や広報の方とかコンパニオンみたいなものでしょうか?
より突っ込んだ説明や商談を希望する場合は、別途窓口へ繋ぐということでした。
まとめ
それでもQuest 2単体でここまで体験できるというのはだいぶ敷居が下がったと思います。
隠し要素などワールド滞在時間を増やすような工夫もされていて、これからのVR展示のひとつの目安になったのではないでしょうか。
僕は今は動画ライターという仕事が中心ですが、以前は展示会のスクリーンで上映する映像を作ったり、ゲーム用のリアルタイムCGを制作していたことがあります。
これはちょっと勉強して自分でも作ってみようかな?という意欲が湧いてきました。
自分が作った世界を自由に歩き回れるのは楽しいですよね!
VRユーザーがもっと増えてくれば、VRワールド制作は今の動画制作のような感覚になっていくのかも知れませんね。
VRChat上の京セラ展示ブースは、JIMTOF開催期間中(11/8~11/13 17時~23時)にご覧いただけます。
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工作機械に興味がなくても、ちょっと遊びに行ってみてはいかがでしょうか♪