超時空惑星おきゅごー

〜 Oculus Goで未来が変わる 〜

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[PR]って書けっていうから書きますが、商品提供などがあったとしても特に記載がない限り率直な意見を述べたレビューであり、忖度した広告記事ではありません。アフィリエイトは利用しています。

Oculus Goでバーチャルツアーをオフライン再生する方法

360度のパノラマ写真はそれだけでもOculus Goで見ていて楽しいのですが、パノラマ写真間の移動が可能なバーチャルツアーはインタラクティブ性があってついつい時間を忘れて見入ってしまします。

そんなバーチャルツアーを自作してOculus Goで持ち歩けたら、デモンストレーションやプロモーション活動に利用できますよね!

バーチャルツアー構築

素材となる360度パノラマ写真を複数用意したら、バーチャルツアーを構築するオーサリングソフトで編集します。
そのVRオーサリングソフトにも色々ありますが、今回使用するのは「Pano2VR」です。
ggnome.com
今回はOculus Goでの閲覧の話がメインなので、具体的な使用方法については各自で調べてください。

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オーサリングが完了したら、HTML5形式で書き出します。

書きだしたツアーはこんな感じで見ることができます。

Oculus Goへデータ転送

作成したバーチャルツアーをOculus Goで見るために使用するのが「VR TOURVIEWER」です。
www.vrtourviewer.com
執筆時点ではプレビューアプリなので、Oculusストアで購入することはできません。
上記サイトからOculus Go用のダウンロードページへ行き、Oculusストアに登録しているメールアドレスでリクエストを送ります。

VR TOURVIEWER リクエストを送信
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するとメールが2通届きます。

1通目のメールはOculusからで、プレビューアプリ使用の承認を行います。
認証されるとプレビューアプリとしてインストールすることができるようになります。

認証されました! プレビューアプリに登録された
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プレビューアプリはストアには登録されていないので、2通目のメールの指示通り(英語)にOculus Goで「tourviewer」と検索してインストールします。無事起動できたらサンプルツアーで動作を確認してみてください。

検索してインストール 起動を確認!
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上部メニューの「STORAGE」と言う箇所がOculus Goの内部ストレージで、ここにツアーデータを保存すればオフラインでも閲覧可能ということですね。もちろんまだ何も入っていません…。
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と言うことでOculus GoをUSBケーブルでパソコンと接続し、Pano2VRで作成したデータをディレクトリごとまるっとVRTourviewerにコピーします。
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もう一度アプリを立ち上げてみると…
無事「STORAGE」に自作バーチャルツアーが表示されました!
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起動してみると問題なくツアーを閲覧することができました。
やっぱりOculus Goで閲覧するバーチャルツアーは快適です♪

ただし無料でインストールしてこのように使えるのですが、ウォーターマークが入ります。
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展示会や営業活動などで使用する場合はフルバージョンを申請しましょう。(端末毎の申請)
さらにカスタマイズバージョンを登録すれば、自前のアプリとして公開できるなどの様々な機能を追加できるようです。

とは言え…

長年パノラマ屋をしている人間からするとさほど難しい作業ではありませんが、やっぱり専門知識はかなり必要となってきますね。
当方では撮影からツアーのオーサリングまで幅広く対応可能ですので、お気軽にご相談下さいませ♪

flick! digital 2018年8月号 Vol.82 に登場!

8月20日発売のflick!に掲載されているOculus Go座談会に参加してきました。
www.ei-publishing.co.jp
表紙にもバッチリ写ってますよ〜(^^)
それぞれの使い方やお勧めアプリなどの情報交換もできて大変盛り上がりました。
きっと紙面には収まってないでしょうねw

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Oculus Goの購入を考えている方…
既に購入してるけどいまいち使いこなせていない方…
皆さんに楽しんで頂ける内容になっているハズです!

flick! digital(フリックデジタル) 2018年8月号 Vol.82[雑誌]

flick! digital(フリックデジタル) 2018年8月号 Vol.82[雑誌]

追記(2018.7.20 14:00)

本誌からの一部抜粋記事が掲載されました
www.ei-publishing.co.jp

関連商品

Facebookで3D-180映像を公開する方法 - 360 Director Tools の使い方

先日YouTubeでVR180映像を公開する方法についてご紹介しました。
oculusgo.hatenablog.jp
今回はOculus Goで簡単に視聴できる、Facebookで3D-180の映像を公開する方法をまとめます。

素材の準備

使用する素材は前回と同じ、180度の視野角で撮影した左右の映像です。

素材の準備として大事なことはたった2つだけ。

  • 投影方法:半球正距円筒図法(Projection = half_equirectangular)
  • ステレオモード:left-right(SBS)

この素材を「360 Director Tools」で読み込みます。

360 Director Tools 動画ファイルを読み込み
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歯車マークから設定を以下のように変更したら「Download」ボタンをポチッとな。
コレで投稿する素材の出来上がりです♪
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投稿

ダウンロードしたデータを通常の動画と同じようにFacebookに投稿します。
サムネイルにVR動画であることを示す地球儀のようなマークが有ることを確認してください。

f:id:d_wackys:20180719134535j:plain

自分の投稿でなければ「動画を保存」しておくとOculus Goで見つけやすいです。

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Oculus Goでの視聴

Oculus Goに「Facebook360」をインストールし起動します。
www.oculus.com
自分の投稿や保存した投稿は「Your Videos」からすぐに見つけることができるはずです。
f:id:d_wackys:20180719135122j:plain
これで半球立体VR映像「3D-180」を楽しむことができます♪
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Mirage Cameraで撮影したVR180動画も上記手順でFacebookに投稿できました。
やっぱりOculus Goでの視聴ならYouTubeより手軽ですね♪(^^)

YouTubeでVR180映像を公開する方法 - VR180 Creator Tool の使い方

GoogleのVR規格であるVR180は、左右2台の180度魚眼カメラで撮影した半球分の立体映像です。
この規格に準じたカメラといえばLenovoのMirage Cameraなどが発売されており、これらで撮影された動画データはそのままYouTubeにアップロードするだけでVR動画として公開することができます。

従来VR映像をYouTubeで公開するのはちょっと面倒だったのですが、先日公開されたVR180 Creator Toolを使用すれば簡単に自作VR映像をYouTubeで公開することができるようになります。
https://vr.google.com/vr180/apps/

f:id:d_wackys:20180710173542p:plain

VR180 Creator Toolは、現時点ではMacとLinuxに対応しています。
ダウンロードしたらアプリケーションフォルダにコピー。
f:id:d_wackys:20180710173441p:plain
こちらが起動画面です。VR180 Creator Toolでは2つの操作ができます。

  • 左:Covert for editing(VR180映像の投影変換)
  • 右:Prepare for publishing(編集済映像へのメタデータ追加)

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Covert for editing

「Covert for editing」はVR180カメラで撮影した左右魚眼レンズの映像を、標準化された投影形式(正距円筒図法)に変換できます。

変換前(円周魚眼) 変換後(正距円筒)
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まずは変換するVR180動画データを選択。(ドラッグ&ドロップでもOK)
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変換する投影方法を右側のプルダウンメニューから選択。

360TB 180SBS
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各種設定

出力解像度 映像品質 手ブレ補正
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「Convert」ボタンを押し、保存場所とファイル名を指定して「Export」
f:id:d_wackys:20180710173400p:plain
これだけで投影変換は完了!
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変換後はAdobe PremiereやFinal Cut Proなどで編集することも可能です。
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メタデータも埋め込まれているので、このままYouTubeにアップロードすればVR動画として投稿できます。

Prepare for publishing

映像編集ソフトなどから書き出された映像は、VR動画のメタデータを追加することでYouTubeのVRフォーマットに対応できます。

使い方はVR映像を自作できる方なら説明不要でしょう。
対象ファイルをドラッグ&ドロップして、プルダウンメニューからフォーマットを選択して「Export」するだけ。

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YouTubeにアップロードして画面左側に「VR動画をアップロードしました」と表示されていればメタデータの追加は成功です。

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しかし一点だけ気になったことが…
メタデータ埋め込みの際に「YouTube mono preview」はオフにしないとOculus GoでVR表示にならないような気がします。もう少し検証が必要です。

ひとまず静止画スライドショーからVR180動画に変換してみました。
スマホのYouTubeアプリでは問題なくVR表示され、Oculus Goのブラウザーからでも投影方法をVR180に変更して見ることができました。(でも現時点ではパソコンからだとトリミングされた単眼表示なのですね)

Oculus Go の画面をパソコンにミラーリング(Macの場合)

以前岡崎で写真展を開催した際にお会いしたブロガーkaraage. [からあげ]さんが興味深い記事を公開してました。karaage.hatenadiary.jp
そうなんですよ!
ひとにOculus Goを貸して体験してもらってる時に、その人がどんな画面を見ているのか分からないと使い方の指示もできないんですよ!
そして僕にはミラーリングをしたいもうひとつの理由として、画面のキャプチャがあります。

ってことで早速Oculus Goの画面ミラーリングに挑戦してみました!

USBケーブルでの有線ミラーリング

これは本当に簡単です(^^)
Chromeウェブストアから機能拡張「Vysor」をインストール。
chrome.google.com
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Chromeアプリランチャーから「Vysor」を起動。
f:id:d_wackys:20180711021837p:plain:w480
USBケーブルでOculus GoとMacを接続して左上の「Find Devices」をポチッとするとOculus Goが認識されました。

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するとOculus Goの画面には「USBデバッグを許可しますか?」との表示が出るので、チェックしてOKをポチッとします。
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何と!これだけの作業でミラーリングできちゃいましたよ!
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USBケーブルの有線接続であれば、思った以上に手軽にミラーリングできますね。

無線でのミラーリング

VR体験していると頭を結構動かすので、やっぱり有線ケーブルは邪魔ですよね。
折角のオールインワンも台無しになっちゃいますし。

ってことで次のステップは無線ミラーリングです。
詳細は karaage.さんの記事 を見てもらうとして、ここでは超絶簡単に解説します。

  • Android Studioをインストール
  • adbをMacのターミナルで使えるようにする
  • adbでOculus Goと無線接続

たった3行で書きましたが、これが色々面倒くさいんです…

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ちょっと専門的な知識が必要となりますが、karaage.さんの記事の手順通りに進めれば大丈夫です。
まぁ記事に書いてある内容が理解できない人は手を出さない方が良いのかもしれません。
karaage.hatenadiary.jp
ってことで、
これでめでたく無線ミラーリングができました!
karaage. [からあげ]さんありがとうござきました!
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ミラーリングの各種設定を利用するには有料の「Visor Pro」へのアップグレードが必要です。
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これでMacへのミラーリングができたのでQuicktimeでの画面収録も可能ですし、Macの画面をAirPlayで飛ばせばテレビやプロジェクターなどの大画面にも表示させることもできますね。
イベントなどでも使えるんじゃないでしょうか。

Fire TVでAirPlayを利用するにはこちらの記事を参考にしてみてください。
d-wackys.hatenablog.com