先日の「Meta Connect 2025」で発表された「Hyperscape Capture」。

oculusgo.hatenablog.jp
Meta Quest 3S/3のカメラを利用して、現実空間をキャプチャーできるというもの。

早速デモ版アプリを試してみました!
ワールド制作手順
アプリはこちら。無料です♪(デモ版)
www.meta.com
起動するとKeynoteで紹介されていた6つのサンプルデータを閲覧できます。
右上にある「Create a world」をクリックすると、今いる部屋を3Dスキャンしてワールドを作れます。

Let's get started!
Step 1:Space layout capture
Walk along the edge of the room moving from one corner to the next. Stop every few steps and look around the room while facing toward the center.

まずは部屋の大枠を把握するような感じで、部屋の隅から中央に向かって死角がないようにメッシュを埋めていきます。
早すぎると警告が出るので、ゆっくりと移動させましょう。
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ザッと部屋のメッシュが構築できたら、次のステップへ進みます。
Step 2:Detail capture
Get up close to objects and look at them from different angles. Move around to capture the entire room. This helps improve the fidelity of your world, making things more clear.

今度はメッシュを消すように詳細をスキャン。
キレイに仕上げるならここで時間をかけます。

後で分かりますが、ゆっくりと様々な角度からスキャンしていくのがポイントです。
気が済んだら次のステップへ。
Step 3:Final touches
Look up to capture your ceiling. You can also choose to capture more details in any part of your space to improve overall quality.

全体的な品質を向上させるために、最後に天井を仕上げるようです。
このステップは省略することもできるみたいです。

全てのスキャンが終われば最終ステップです。
Upload
名前と説明文(オプション)を入れて保存すると、データのアップロードが始まりました。
ページから移動したり他のアプリを起動してもいいけど、アップロードが終わるまではQuestの電源は落とさないでね〜♪
ネットワーク環境が悪い場所などでは、後からアップロードすることもできるみたいです。

ここまで、キャプチャーに要した時間は約8分40秒ほど。
生成が完了したら通知が届くそうなので、あとは待つだけ…。
キャプチャーデータの閲覧
スマホのMeta Horizonアプリに
Hyperscapeワールドを利用できるようになりました
今すぐ表示できます。
という通知が届きました😊
アップロード開始から約3時間20分!
思ったよりも早かったですね。(まだデモ段階でユーザーが少ないからかも?)
では、キャプチャーした部屋を見てみましょう♪

これキャプチャーしたデータですよ!
「現実的に見えるかもしれないけど、仮想オブジェクトに座ったり寄りかかったりしないでください。」と注意書きが出ていました。
それくらい現実世界と変わりなく感じます。
ただし外の景色はちょっと粗いですね…それとガラスなどの反射部分はちょっと苦手っぽいです。

スキャンした方向からの見た目はめっちゃキレイなので、全方位から時間をかてスキャンすれば品質もアップするでしょう。
ステップ2が重要ってことですね。
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いやぁ〜しかし驚きました!これほぼ現実ですよ!
これがQuest単体で数時間で作れるんですから驚きです。
さらに今後は椅子に座れるように編集したり、テーブルに物を置いたりというオーサリングも簡単に出来るようになるでしょう。
そうなると、自分の部屋に友達を呼べるってことですね😉
メタバースの未来がまたひとつ開けました♪





