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[PR]って書けっていうから書きますが、商品提供などがあったとしても特に記載がない限り率直な意見を述べたレビューであり、忖度した広告記事ではありません。アフィリエイトは利用しています。

3Dカメラ付き空間コンピューティングデバイス「XREAL Beam Pro」試用レポート

最近良く耳にする「空間コンピューティング」
スマホの様に小さな画面の中にとらわれず、空間上に複数のアプリを立ち上げて操作できるというSF映画に登場するようなユーザーインターフェイスです。
Appleから発売されたVision Proによって、この未来の様なテクノロジーが実際の生活にもたらす利便性が具体的になってきました。

でもVision Proはめっちゃ高価だし、あんな仰々しい装置を日常的に使用するイメージはまだ湧きませんよね…。

そんな中で登場したのが今回ご紹介する「XREAL Beam Pro」です。
今回は発売前の商品をお借りして試用させて頂きましたが、率直な感想をレポートとしてまとめています。

Beam ProはXR総合展で実際に見てきまして、その際に色々話を聞いてきてブログ(と動画)にまとめてあります。
oculusgo.hatenablog.jp

先に言ってしまいますが、僕自身は既にXR総合展の後に予約済みです。
久々にワクワクするデバイスが登場した!って感じです。

ではまずは動画をご覧くださいませ♪

まずはARグラスについておさらい

XREALはARグラスの先駆者ともいえ、業界シェアも断トツトップのメーカーです。
で、ARグラスってなんなの?って方もいらっしゃるかと思うのでちょっと解説。
昔から良くあるHMDよりもスタイリッシュで一見すると単なるサングラスのようですが、上部に下向きに搭載されているスクリーンを反射させることで目の前に映像が投影されるという構造になっています。

基本的にはUSB Type-Cケーブル1本でデバイスと接続するのですが、我が家にある対応機種はiPad Proだけ。(Mac miniにも接続はできますが持ち歩けないので割愛)
それでもかなり便利なのですが、ARグラスを試しているうちに欲しくなってしまったのがiPhone 15 Proシリーズ
USB Type-Cなのはもちろん、空間ビデオ撮影にも対応しているので、撮って直ぐにARグラスでキレイな3D映像を楽しめます♪
今更だけどiPhone 15 Proを買おうかな?なんて考えていたところに登場したのが「XREAL Beam Pro」だったんです。

XREAL Beam Pro概要

先に言ってしまいますが、機能に対して激安過ぎるんです!
Androidベースのスマホ型なので携帯性もバツグンですし、3Dカメラが搭載されていて空間ビデオ/空間写真の撮影も可能。

空間ビデオ撮影ができるスマホと考えても、定価32,980円(6+128Gモデル)って安すぎるでしょ。
しかもIPDは50mmなのでiPhoneよりも立体感を表現しやすいです。(逆に近接撮影には向いていない)

そのままアナグリフに変換するとこんな感じ。(赤青メガネで見てね)


Type-Cポートが2つ搭載されていて、ひとつは普通のスマホ同様に充電/データ転送用で、もうひとつはディスプレイ出力が独立しています。
ARグラスは接続デバイスから電源も供給されるので普通のスマホだとバッテリー容量が気になりますが、Beam Proは充電/給電しながらARグラスを長時間使用できるんです。

それと基本的にAndroid端末ですから、他社製ARグラスでも問題なく使用できます。
ARグラスを接続すればBeam Proの画面が目の前に映し出されます。

ただし日本版にはSIMが刺さらないので、Wi-Fiやテザリングでネットに接続することになります。
MicroSDカードスロットは搭載されているので、映画などは事前にダウンロードしておけば特に問題ないです。

いずれにせよスマホとしてはそれほどハイスペックではないので、メインスマホとして使用するにはちょっと物足りないかも知れません。
RAMとストレージの違いで2モデルありますが、ストレージも追加できますし、サブ機として使うことを考えれば6+128Gモデルで用途としては十分でしょう。

NebulaOSによる空間コンピューティング

他社製ARグラスでも使えるって書きましたが、XREAL製ARグラスを接続した時に真価を発揮します!
動画の前半ではあえてミラーリング接続(Air Casting)して解説しましたが、デフォルトではXREAL製ARグラスの接続を検知するとNebulaOSが立ち上がり目の前にメニューが現れます。

屋外で使ってみた例ですが、グラス内はこんな感じに見えています。

Beam Proがポインティングデバイス兼トラックパッドとなり操作。今までスマホの小さい画面内に縛られていたアプリを目の前に並べて操作できるんです。
資料を表示しながら記事を書いたりってことがこのコンパクトなデバイスでできちゃうんですよ。
トラックパッド付きのBluetoothキーボードを接続すればより快適♪

これならどこでも仕事ができますし、横から画面を覗き見される心配もありません。

まとめ

今回のようなカフェでの作業以外にも、電車や飛行機での移動中やキャンプなどにも便利に使えそうです。

実際先日都内へ電車で出かけた際に豪雨で車内に2時間半も閉じ込められてしまったのですが、Beam Proに映画をダウンロードしていたおかげで退屈せずに時間を過ごせました。(結局映画1本見終わっちゃいました)

僕は基本的に外出時に使うことが多くなるとは思いますが、自宅内でも寝ながら映画を見たりゲームをしたりもできます。

やっぱりVision ProやQuest 3などを外で使うにはまだまだ抵抗がありますけど、ARグラス+Beam Proの組み合わせならお手軽ですよね♪
単純に上記デバイス用の3Dカメラ搭載スマホと考えても買う価値アリだと思います!

3Dカメラについての詳細はまた別途まとめるつもりです。

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